2023年 社長年頭挨拶
※本日、神奈川支社より、全従業員向けに行われました年頭挨拶です。
皆さん、あけましておめでとうございます。ネクストライフグループの皆さんへ、新年の挨拶を申し上げます。
2023年は令和5年です。干支は「癸卯」十二支では兎の年にあたります。兎は跳躍する様子から「飛躍」や「向上」の象徴です。
本年は更なる事業拡大に努めて参ります。より一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
昨年の振り返りと今年の目標
目標を掲げるのであれば、達成出来ない目標を掲げて未達では意味がなく、「昨年できたこと」「出来なかったこと」「改善が必要なこと」を振り返り、今年の目標を詳細に決めるべきです。
最初に、昨年の繁忙期(1月〜3月)の売上高は、新型コロナウイルスの感染拡大により2022年1月21日~3月21日まで蔓延防止等重点措置適用期間ではありましたが、皆さんの努力の甲斐があり過去最高売上を計上することが出来ました。
今年については、新型コロナウイルスが季節性インフルエンザと同等の5類に分類引き下げの見込みであることから、社会経済活動を妨げられるような行政指示はないものと考えられます。従って、本年の繁忙期は昨対売上110%を目標に掲げて社員一同邁進していきたいと思います。
続いて給与面においては、昨年中に営業職の初任給(ム役)を24万円から25万円に賃上げしました。本年度も物価の上昇に併せて、下位職の給与を賃上げすることで安心して勤務できる環境を築きたく考えています。また、全部署の役職を細分化することにより、数ヶ月〜3年程度の成長過程に応じて固定給を定期昇給できる仕組みを構築しました。
営業職では26万円〜32万円まで定期昇給が見込めます。店長職については最大46万円の固定給を設置しました。店舗店長は固定給のみで年収552万円の賃金が見込めます。(もちろん他に歩合給、賞与等があります)
これは2022年の年代別の平均年収において「40代の495万円」を20代〜30代で達成いただき、店長職の段階で「50代以上の平均年収である596万円」を安定して見込める給与として設定しています。昨年は歩合給の増加よりも固定給の増加にスポットを当てたわけですが、マイホームを購入した社員が複数名いることから、安定した賃金昇給に一定の評価が得られているものと考えています。
年間休日については、昨年中に108日から110日に増やすことができました。有休指定付与日も含めれば最低休日数が115日になり、目標とする休日割合33%まで手が届く範囲にまで向上させられました。
しかしながら、従業員全体の勤怠状況は、欠勤・遅刻・早退数が増加しており、休日数の増加が体調管理やモチベーションに反映されなかったと言えます。今年は繁忙期中の勤怠状況を参考に休日割合の増加を検討したいと思います。社員各自が連帯意識を持って体調管理に注力してください。
また、人事より面接や面談の聞き取りで「勤怠を甘く考えている方が多い又は深く考えていない」と報告を受けております。しかし、私たちの仕事のほとんどは未だ人力によるものです。安定した売上を上げるには、勤怠の安定が欠かせません。勤怠は数値化されていないだけで業績に大きな影響を及ぼしています。本年は、年始から勤怠の改善を行うことが急務です。昇格、降格、責任者の査定など、評価に大きく組み込むなど踏み込んだ改革を行うことで飛躍的な改善を行います。
最後に店舗出店についてですが、昨年12月に横浜北幸店をオープンして合計9店舗に拡大することができました。そのほかに店舗拡大に向けた取り組みとして、2拠点に分かれていたCS事業部を1拠点に集約して、大幅な店舗拡大にも対応できる環境を築きました。今年は3店舗以上の出店、商圏エリアの拡大を目指していきたいと考えています。
そのうえで役員の選任について考える必要があります。来期より規模拡大の一環として役員の選任を目指します。失敗あり、涙あり、反省あり、笑いあり、経営者歴13年。運よく生き残った私は確信をもって言えます。経営者に向いている方は以下の方です。
1. 社員と並走して社員以上に働いている方
2. 社員に対して平等性を担保できる方
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私たち(ネクストライフグループ)が、多くの社員を抱え、地域を代表する不動産会社になるには、社員が希望を描けるような経営者と会社に成長するしかありません。
今年は私のもてる全ての力で社業に邁進します。社員の皆さんにはご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
※昨年は3年ぶりに総会を開催しました。全従業員参加はできませんでしたが半数以上が参加して大いに盛り上がりました。